山下レディースクリニック
AIHについて
2009年2月3日
31歳、不妊治療1年が過ぎたところです。
最初はただのタイミング。
次はクロミッド・HCG・ルトラールを使ってのタイミング。
今はHMGを使ってAIHをしています。
クロミッドを服用していた時はどんどん頸管粘液が減り、内膜も薄くなったので、6周期でやめてHMGに替えたのですが、今度は多卵胞になり、HCGが打てない状態になりました。
自然排卵を待ってもなかなか排卵せず、かといってHCGも打てないので、AIHをしても、いまいちタイミングが合っているのか疑問です。
AIHには頸管粘液の少なさは関係ないと聞くので、私の場合HMGではなく、クロミッドとHCGを使用してのAIHの方が合っている気がするのですが、先生はどう考えられますか?
またクロミッドを服用して内膜が薄くなった場合、それを補填する薬や注射はありますか?
内膜が薄いとどうしようもないのでしょうか?
それを避けるためにHMGを使用した方が良いのでしょうか?
そうですね、『tomo』さんの場合、クロミフェン製剤を用いた人工授精のほうが合っていそうですが、すでにその方法でも6周期は試しておられるのですよね。人工授精で妊娠される方の9割は、6回目までのチャレンジで妊娠されています。もちろん、残る1割の方々は7回以上人工授精を受けられたからこそ、 妊娠されているのですが。
『tomo』ご夫婦には、何かしら人工授精では乗り越えにくい問題 があるのかも知れませんね。そう考えれば、体外受精へのステップアップを検討されてもいい頃だと思いますよ。
まだ、もう少し、クロミフェン製剤での人工授精を続けたいということであれば、高温期中期の子宮内膜の厚さをチェックしてもらってください。服用直後に薄くなっていても、着床期に8ミリ以上になっていれば大丈 夫ですよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
1度はあきらめていましたが、もう1度頑張ってみようと思い、山下先生の所でお世話になり1度目のAIHで赤ちゃんを授かる事ができました。山下先生をはじめ、スタッフのみなさんには感謝の気持ちで1杯です。本当にありがとうございました。最後まであきらめたらいけないという事を再度認識できました。
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