山下レディースクリニック
AIH後の治療について
2005年6月30日
初めまして、最近不妊治療を始めましたが、相談する相手もいないため、良きアドバイスをいただきたく、書き込んだ次第です。
昨日初めてAIHをしましたが、なかなか子宮咥内に入りにくかったため担当医は苛立ち、罵声を浴びたうえ時間と痛みが伴い、想像以上に辛いものでした。その後、出血も丸1日続きました。子宮鏡においても同様な時間と痛みが伴ったこともあり、このまま治療を続けていくのが不安になっております。AIHにおける出血はマイナスと聞きますが、病院(先生)による不妊治療の経験や技術的な差はあるのでしょうか?病院を変えてみた方がいいのでしょうか?
そもそも、主人の精子の状態から、複数の病院に顕微受精しかないと診断されました。今回は、私の方の卵の数が予定より少なかったため(10個程度採卵したかったところ3個)、顕微受精は見送り、せっかくの卵をAIHで試してみようということになったのです。
また、AIH後の治療として、12日間の薬(プレマリン、デュファストン)の服用と1週間後に注射をすることになっていますが、この治療は必要なのでしょうか?(製薬会社に勤めている主人は、私の方は正常なので不要なのでは?と言っているのですが)
以上2点について、ご回答いただければ幸いです。
今回は採卵をするために、点鼻薬と注射を使って排卵誘発をされたのでしょうか。
そうであれば、自分の内因性のホルモンというのはブロックされますから、黄体補充といって黄体期に必要なホルモンが十分でない可能性があるので補う必要があると思います。
その辺の情報がないとはっきりとはお答えできにくいです。
人工授精も、患者さんによっては子宮内腔になかなかチューブが入りにくい場合もあります。でもそこで患者さんを責めるのはお門違いとは思いますが、難しい方は難しいのは事実ですので
担当医の方の技術が貧しかったせいかはわかりません。
ただ、コミュニケーションしにくくて信頼関係を築けないような
感じであれば変わられるべきかもしれません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
3回目の人工受精で無事赤ちゃんを授かることが出来ました。あまり負担を感じることなく通院出来たのは、山下先生や看護師のみなさんのおかげだと感謝しています。40歳で“ハイリスク出産”ではありますが体を大切にがんばりたいと思います。授かることを信じてあまり気負わずに通院していただけたらと思います。ありがとうございました。
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