山下レディースクリニック
排卵誘発剤と排卵について
2008年9月9日
フーナーストの結果が悪く、1度自然周期で、2度クロミッドを使ってAIHを試みましたが、内膜が薄くなるなどの副作用もあってかうまくいかず、今回はセキソビットを使いAIHを受ける予定です。
今回、生理5日目からセキソビットを服用し11日目に超音波検査を受けたところ右卵胞が11oであまり大きくなっていないということでその日にhmgの注射を打ち15日目(今日)に再度超音波検査を受けましたが11日目と大きさに大差がなく再びhmgの注射をして17日目にもう一度hmgを注射して19日目に卵胞が育っているか見ましょう。と言われました。クロミッドを使ったときはだいたい14日目にAIHのタイミングだったのですが、今回はだいぶ時間がかかってしまっています。セキソビットを使った場合、排卵が遅れるということはあるのでしょうか?また既に排卵してしまったという可能性はないのでしょうか。普段は基礎体温を測ってはいるのですが数日前から風邪をひいてしまい体温を測ることができませんでした。排卵している場合はDrが超音波で画像を見みれば判るのでしょうか。今回は薬も注射も効いていないようでとても不安です。お忙しいところ申し訳ありませんが何卒よろしくお願い致します。
クロミフェン製剤を用いると卵胞径が普段よりも大きめになってから排卵が起こるケースが多いため、自然排卵が規則正しくある方などは普段よりも排卵までに時間がかかるケースが多いのですが、セキソピッドに関しては、自然周期の場合とくらべて大きな違いはないと思われます。
クロミフェン製剤に反応される方が、より排卵誘発効果の高いhMGで反応しないということは考えにくいので、あるいはすでに排卵済みである可能性もあるでしょう。排卵したかどうかは超音波検査でしか確実なことは いえませんが、その超音波でも診断が難しいケースはあります。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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