山下レディースクリニック
排卵誘発法
2009年3月6日
40才です。昨年6月と今年3月に顕微授精をしました。
2回ともセロフェンをD3から朝夕1日2錠×5日間、5、7、9日目にHMG150単位を注射で卵を育てました。
1回目・・・G1-5個、G2-3個、D-1個の卵のうち、3個を6分割と8分割で全胚凍結し融解後2個をそう実期杯で戻し妊娠。7週0日でけいりゅう流産。
2回目・・・G1-2個、G2-1個の卵のうち、採卵2日後に形の良い3分割と形の良くない4分割を2個戻しました。
1、2回目共、D3のほうじょう卵胞は中小合わせて10個位見えていてほぼ同じかなと思う体の状態、同じ誘発方法で卵を作ったのに、2回目の卵の数と状態が良くなかったのは何か原因があるのでしょうか?
1.2回目で違っていたことは
@1回目は注射4本で14日目に採卵、2回目は10日目に1つの卵胞が20ミリに育っていたので注射3本で12日目に採卵。
A2回目の周期は生理がはじまっても、2、3日体温があまりさがらなかった。
B2回目の周期は、前周期排卵前(D14)にHCG5000の注射をうった。
C2回目の周期は基礎体温が下がってからすぐに生理が来ずに、1日経ってから生理がはじまった。薬と注射を3日目の夜からはじめたのですが、体の状態と薬や注射の開始時期がずれていたのでしょうか?
薬や注射は3日目からという指示の場合は、3日目の朝からの方がいいのでしょうか?
お忙しいところ長々と申し訳ありません。
先生のお考えを教えてください。
回答、お待たせして申し訳ありませんでした。実際に、診察させていただいておりませんので、はっきりとは申し上げられませんが、注射を打つタ イミングの微妙なズレよりも、 やはり加齢という問題が大きいのかも知れませんね。
35歳を過ぎるあたりから加齢による卵巣の反応性が落ち方が目立ちはじめ、卵子の質の低下も顕著になってきます。38歳を過ぎ ると、さらに急速に低下し、もともと不妊原因のなかった方でも40歳を超え42歳になる頃には妊娠がかなり難しくなってきます。
『あお』さんの場合は、排卵誘発剤にも反応してお られますので、もしも3度目のチャレンジをお考えであれば、卵巣を休ませ次第、できる限り早く受けられることをおすすめします。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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