山下レディースクリニック
排卵誘発剤の妊娠確率について
2010年5月16日
排卵は毎月きちんとしているのですが、クロミッドかまたは注射でよい卵胞をいくつか育てるというのをタイミング法とプラスしてはじめてチャレンジしようと思っています。
副作用のことなどでクロミッドか注射で迷っています。
多胎のことはそんなに気にしていないのですが、その他の副作用は頻繁におこることですか?担当医が把握してきちんと対応してくれれば防げる程度なのでしょうか?
クロミッドと注射どちらが妊娠の確率があがりますか?
お忙しいところ申し訳ございませんが宜しくお願い致します。
副作用は、個人と薬剤の相性によるところも大きいので、未然に防ぐということは、残念ながらできないのです。
タイミング法では、排卵数をコントロールできないので、卵胞数ができすぎてしまった場合には、極端な数の多胎妊娠を避けるため、避妊をおすすめしなくてはいけなくなる事態もありえます。そのことを考えれば、自然排卵のある方ならば、やはり排卵誘発効 果のゆるやかなクロミフェン製剤(クロミッド)から試されるほうがいいでしょう。
なお、クロミフェン製剤には、子宮頚管粘液が減少するという副作用が出やすいため、当クリニックでは排卵障害がない限り、人工授精の段階に進まれてから併用するようにしています。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生には上の子の時もお世話になり今回3人目を妊娠する事が出来ました。途中何度もあきらめかけた事もありましたがここまでこれたのも山下先生やスタッフの皆様の暖かいはげましがあったからだと思っています。通院されている方も絶対にあきらめないでがんばって下さいね。
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