山下レディースクリニック
排卵誘発の不安について
2005年10月27日
先日生理5日目からクロミッドを飲み7日目、8日目にHMG(ゴナトロピン5000)を連日注射しました。次の日に超音波をしたところ卵巣が腫れ、排卵したかもしれない。ということで予定していたAIHは中止になりました。もともと排卵は遅いながらも18日〜26日くらいには薬を使わずに排卵します。このような強い刺激をしてもよいものなのでしょうか?次に排卵、よい卵子ができるのか心配で心配でたまりません。次の周期は注射のみの刺激を予定しています。卵巣がボロボロにならないでしょうか?年齢40歳なので不安が強いです。ご回答いただけたら幸いです。
40歳という年齢からすれば、今までの経過にもよりますが、
積極的にすすめていくなら、早い方がいいかもしれません。
ただ、年齢にかかわらずいつもジレンマですが、自力で排卵をする方に、いろいろと排卵誘発をすることが、本当にメリットなのかはっきりしたデータがないだけに、迷うところです。
年齢的に余裕があれば、自然周期である程度トライしてだめなら徐々に薬や注射にステップアップということでも仕方ないかと思われますが、そうでない人にはじめっからというのは、裏目に出ることもあるとは思います。ただ排卵誘発をすることで
卵巣機能が早く衰えるというようなことは、あまり聞きません。
主治医と納得できる方法を相談してみられるしかないでしょう。
正解はだれにもわかりません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
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