山下レディースクリニック
タイミング法
2010年10月29日
血液検査の結果、軽い高プロということで、テルロンを処方され飲み続けています。そして、排卵日近くになると、通院しタイミングを指導してもらっています。半年が経ちますが、同じ治療法で、高温期に入ってからの、薬や注射などもないままです。私としては、少しでも妊娠率が上がるのであれば、薬でも注射でもなんでもしてほしいと思っています。これから先、先生の治療方法に従っていくのが良いのか、高温期に飲む薬を処方してください、と伝えるのか良いのか、悩んでいます。
一通りの不妊基礎検査(精液検査、子宮卵管造影を含む)はすんでいるのでしょうか?
高温期中期に測った黄体ホルモン値が10以上あったのであれば、とくに黄体補充の薬は必要ないでしょう。
むしろ、『すー』さんのご年齢が35歳以上で、治療開始前にも不妊期間が1年以上あるようなご夫婦であれば、タイミング法での妊娠は難しいと考えて、そろそろ人工授精 (AIH)にステップアップされてみてもいい頃だと考えます。ただし、このAIHを受けるためには、少なくとも片側の卵管の通過性が確認されていなければなりません。よく担当医とご相談になってみてください。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生、YLCの皆様、ありがとうございました。私は福井県敦賀市から2時間かけて通院しました。でも、その甲斐あって、この度赤ちゃんを授かることができ、本当に嬉しいです。不安はいっぱいありましたが、少しでも可能性があるなら治療を受けてみようと決断して良かったです。本当にありがとうございました。
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