山下レディースクリニック
タイミング治療中の疑問
2005年10月21日
黄体ホルモンの値が、9.8しかなく少ないため、排卵期に排卵誘発剤の注射を打ち、高温期にプラノバールを飲んでいます。
そこで、疑問が二つあります。
私は毎月だいたい決まった時期に排卵はしているようだと言われています。なのに、なぜ誘発剤を使われるのか不思議です。
また、こういったホルモン治療は、その時のホルモンを補うだけなのか、それとも、継続して治療することでホルモンのバランスがとれてくるのか、どちらなのでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、教えていただけますでしょうか。お願いします。
自力でちゃんと排卵するかたでも、自然周期でうまくいかなければ、排卵誘発剤を使うことは実際にはよくあります。
あまり理屈にあわない話のように思われるかもしれませんが、
排卵誘発剤で卵の質などが改善されれば、いい受精卵ができる可能性もあがるでしょうし、黄体機能の改善にもつながるのでは、というようなことを期待して使ったりしているわけですが。
実際の効果のほどは、いかがでしょうか、ということもありますが、それなら他にいい方法があるのか、といわれるとなかなかないので、というのも正直なところでしょう。
ホルモン剤の効果は基本的にそのときかぎりで、つかっているうちに、バランスがよくなってくるようなことは期待できないでしょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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通院して1年、タイミング法で赤ちゃんを授かることができました。あきらめずに通ってよかったと思います。山下先生、ありがとうございました。本当に感謝しています。
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